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手軽に利用できるコンタクトレンズ

コンタクトレンズの利点の一つして、縁があるメガネの場合は視野が狭くなりますが、角膜に密着しているコンタクトレンズは、裸眼と同じ視野が確保できるメリットがあります。 直接、眼に触れることのないメガネは目の病気を引き起こす心配はありませんが、角膜に密着させて使用するコンタクトレンズの場合、レンズの選択や装用方法を誤ると、眼障害が多発する危険性があります。
メガネは多少汚れていても使用できますが、コンタクトレンズは毎日、丁寧にレンズケアを行い、常に清潔な状態で使う必要があります。 少しでも手抜きをすると眼障害の原因になります。
メガネは誰でも使用可能ですが、目の状態によってコンタクトレンズが装用できない人もいます。 例えば、重症のドライアイ、結膜炎などの患者さんには適応しませんし、小学生にはふさわしくありません。
眼科の看板を掲げている病院は数多くありますが、すべての眼科がコンタクトレンズを取り扱っている訳ではありません。 中にはコンタクトレンズの取り扱いがない眼科もあります。
コンタクトレンズの装用希望者は、直接、眼科に電話して確認し、インターネットを利用してコンタクトレンズに詳しい眼科医を検索するのも一考でしょう。 注意しなければならないのは、最近、増加しつつあるメガネ店やコンタクトレンズ量販店に併設されている診療所です。
「眼科」は「眼科」でも、コンタクトレンズの処方のみを目的とする診療所が多く、眼科の医師を名目上で雇っているだけのところが少なくありません。 たとえ、専属の眼科医が常駐していても、その眼科医は形式的な診察しか行わず、専属スタッフが大半のレンズ処方を行うというところもあるようです。
医師資格を持たないスタッフでも限られたサービスはできますが、それにも多くの経験が必要です。 フィッターと呼ばれるスタッフがドクターから信頼を得て、サポートできるようになるまで最低でも数年は必要といわれています。
キャリアのある信頼できるフィッターなら問題ないでしょうが、現実には人材不足もありかなり心配なのが現状です。 また、一般の眼科・病院に勤務する眼科医に白内障の専門、網膜剥離の専門があるように、コンタクトレンズにあまり詳しくない医師もいます。

その一方で、メガネ店・コンタクトレンズ量販店の診療所の中にも、眼とコンタクトレンズに詳しい眼科医がいます。 いずれにしても、眼とコンタクトレンズに詳しい、信頼できる眼科医は、十分に眼の検査を行い、コンタクトレンズによって眼障害が起こる可能性があること、その眼障害を防ぐには何が大切なのかを時間をかけてきっちりと説明してくれるはずです。
説明をスタッフに任せ、何も注意をしようとしない眼科は危険です。 そのような眼科を受診してしまった場合は、別の眼科にかかった方がよいでしょう。
大切なあなたの眼のために、より安全なコンタクトレンズの処方を受けたいのなら、コンタクトレンズに詳しく、また知識と経験が豊富な眼科専門医を選ぶようにしましょう。 意外と知られてないですが、コンタクトレンズやレンズケア用品が合う・合わないは、目によって異なります。
例えば、まるで同じコンタクトレンズでAさんには合うのに、Bさんには合わないというように、誰にでもフィットし、誰にでも安全なコンタクトレンズは存在しません。 また、同じレンズケア用品でも、レンズの汚れが落ちる場合と落ちない場合があります。
まさに眼の状態は情報を分析してその人の目の状態を診察し、適正なコンタクトレンズとレンズケア用品を処方し、適切なレンズケアを指導してくれる眼科専門医が必要となります。 一方、レンズの種類、度数、厚さ、直径、フイッティング、カーブ、装用時間、装用年数、酸素を通す・通さない、涙の量など、コンタクトレンズと目のより良い関係は人によって千差万別です。
例えば、目に合ってないレンズ、汚れたレンズ、酸素を通さないハードレンズなどは眼に対する負荷が大きくなるだけでなく、使用方法を誤ればこわい眼病の原因となります。 コンタクトレンズを装用する場合は、一人ひとりの眼に最適な状態に合わせ、できるだけ負荷のかからないレンズを選び、装用時間にも気を配り、正しいレンズケアをすることが大切です。
最近では、コンタクトレンズの種類も増え、数多くのレンズケア用品も販売されるようになってきました。 その一方で、コンタクトレンズに関する間違った情報も氾濫してきている事実も否めません。
例えば、使い捨てのコンタクトレンズだからといって眼障害が起こらないという訳ではありません。 数は確かに減少傾向にあるようですが、使い捨てレンズでも眼障害が起こる可能性はあります。

また、レンズケア用品にしても間違った情報が錯綜しているようです。 実際、その通りに洗浄して、汚れが中途半端に落ちたレンズを使用し続けたために眼障害を起こしたケースが多くなっています。 簡単にいえば、いずれのコンタクトレンズやレンズケア用品にもメリットとデメリットがあり、CMやパンフレットではメリットのみがアピールされていますが、その裏側にはデメリットが隠されています。
情報に惑わされて自分の目に合わないコンタクトレンズをつくったり、便利なレンズケア用品に勝手に変えたりすると、その一方で眼障害が起こりやすくなります。 例えば洗浄液とコンタクトレンズの適合性が挙げられます。
シリコンタイプのコンタクトレンズには過酸化水素タイプの洗浄液を使用しなければ眼障害を引き起こす可能性があります。 実際、装用者の希望に応じて、実際には目に合わないレンズを処方してしまう医師や、十分な説明をすることもなくレンズケア用品を販売してしまう店もあるので注意が必要です。
ましてや、街角のドラッグストアで適当に自分の判断で選ぶことのないように気をつけてください。 知識の豊富なスタッフと相談できる店で選びましょう。
コンタクトレンズは、素材によって「ハードコンタクトレンズ」、「酸素透過性ハードコンタクトレンズ」、「ソフトコンタクトレンズ」、「非含水性ソフトコンタクトレンズ」の4種類に分類されます。 各タイプの特徴とメリット・デメリットを比較してみましょう。

ハードコンタクトレンズは酸素を通さないレンズです。 材質は高純度のプラスチック、PMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)ですが、最近はほとんど使われなくなりました。
酸素透過性ハードコンタクトレンズは酸素を透過する素材を使用したハードコンタクトレンズです。 素材はメーカーによって様々ですが、シリコン弾力性が少なく、かたい素材を用いたコンタクトレンズです。
ソフトコンタクトレンズは水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したレンズです。
材質は親水性の合成高分子化合物で、HEMA(ハイドロキシエチルメタクリレート。 25-BOER)を主成分とする素材が多く使われています。
水分を含んだ弾力性のある柔らかいレンズです。 約1.5ミリ、2.5ミリ程度のサイズが一般的で、黒目を全体的にカバーし、目の上における一般的なコンタクトレンズの他、乱動きは比較的に小さいのが特徴です。
非含水性ソフトコンタクトレンズは酸素を透過する、水分を含まない素材を使用したソフトレンズです。

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